ベーシックインカム
コロナ過で一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?ベーシックインカムという言葉、ちょっと勉強してみました。
国民全員に一律同額を毎月交付し続ける制度、ざっくり過ぎるかもしれませんがこんな感じです。
収入の多さや年齢に関係なく一律というところと、一時的ではない。というところがポイントだと思います。
メリットとデメリット
メリット
- 現在の社会保障制度では、収入など一人一人調査する必要があり、人件費も人員も必要でしたが、一律なので精査する業務が必要なくなる。
- 生活のため嫌々仕事をする必要が少なくなる。
- AIにより仕事そのものがなくなっていくことに対するストレスを軽減できる。
- 現在の格差社会を緩和することが出来るのではないかと期待される。
- 生活のための犯罪が少なくなる。
- 本当に自分のしたいことが出来るようになり、起業しやすくなる。
- 収入による男女間の格差が少なくなる。
- 子供が多いほど交付金も多くなるので少子化を解消できるのではないか。
- 無理に都心近くに住む必要がなくなるため地方の過疎化を解消できる。
- 同居家族が増え、2世帯3世帯で生活することが多くなるのではないかと期待できる。
デメリット
- 仕事への意欲の低下。
- 現在の厚生年金で得る収入より少なくなることが予想されるので、受給者には不満が出る。
- 生活保護を受けている人も収入減が予想される。
- 交付に対する不正が行われる(二重どりなど)
- 特定の支持層に訴えかけるものではないので、現在の既得権益による支持層に受けない。
- 与党にとっては強固な支持層を失う可能性がある。
当然何かを始めようとすればデメリットがありますが、現在においてはメリットの方が多いように感じます。(特に私のようなサラリーマンには)
現在の社会保障制度のまま実施しようとすると、予算の収入源はだまって回収できるサラリーマンから多くを徴収することになる(現在と一緒)ので、格差を埋めることが難しかったり、ベーシックインカムでの収入を投資に回してしまっては意味がないので、使用方法条件付き交付が必要になり技術的問題点が考えられます。
他国で社会実験が始まっていますが、これから期待できる制度ですね。
それで今日はこの辺で。