講談社とアマゾンの直接取引
講談社とアマゾンが取次業者を経由しない直接取引を始めました。
あまり触れているニュースソースもないのですが、問屋が不必要になってくると日本の商業に大きく影響してくると思います。
私は釣りが趣味で、しかも釣り具を集めるのがとても好きなので、メーカーのホームページをよく見ますし、釣り具屋にも毎週のように通っています。
最近どのメーカーもホームページを持っていますし、その中でオンラインショップを開いているメーカーも少なくありません。
通常の小売店では販売していない商品であったり、オリジナルカラーであったりとオンラインショップ専用の商品が売られています。
販売価格が定価なのでメーカーの利益率は通常商品とは比べられないくらいのものだろうなと想像していました。
ルアー1つ1500円ほどですから、通常小売店の利益、問屋の利益を考えると、いったいメーカーは幾らでルアーを作っているんだろうと想像していました。(勝手に500円程で創っているんだろうなと思っていました。)
中間業者を介さずに直接購入することが出来れば安く買えるのに、と考えていたのですが、なんとアマゾンがやっちゃいました。
もちろん今までアマゾンは直接取引を行っていましたし、講談社が初めてではないのですが、業界最大手となると驚きです。
勝手な思い込みかもしれませんが、今まで本屋にて割引されている本を見たことがありません。
大概どんな商品でも定価のままではなく値引きされた状態で販売しており、店によりわずかとはいえ販売価格が違います。
しかし本はどこの本やに行っても同じ価格で定価のままです。(再販制度というものがある)
ネットでも書店でも価格が同じなのはこのためである。(中古は別)
同じ価格で販売するとなると仕入れの価格を下げればそれがそのまま利益の拡大につながります。
アマゾンは大きな利益を得ることが出来ると思います。
そして問屋は大きな利益を失います。
皆さんはどう思いますか?
それでは今日はこの辺で